2人のヒューマンデザインチャートが組み合わさる仕組み

更新

このページの内容

2人が一緒になると、チャートがただ横に並ぶわけではありません。2つが重なり、3つ目のものが生まれます。2人のボディグラフを重ねると、コネクションチャート(複合チャートとも呼ばれます)ができます。そこには、その関係独自の設計があり、独自の定義されたセンターとタイプがあります。ラー・ウル・フーはこれを「もうひとつの存在」と呼び、「もうひとつの働き方がある」と語りました。独自のストラテジーはなく、どちらかの権威に取って代わることもありません。それぞれが自分の権威に従って決めます。ヒューマンデザインが人間関係を語るうえで最も具体的な見方で、その核心は気持ちよいほど機械的です。相性にも配線図があるのです。

このページでは、チャートを重ねる仕組みを解説します。チャネルがどう完成するのか、1人では定義されていなかったセンターが2人でどう定義されるのか、そして一緒にいるときの感じ方がどう変わるのかを見ていきましょう。

アクティベーションを重ねる#

それぞれのチャートは、アクティベーションの集まりです。パーソナリティ(意識)とデザイン(無意識)の惑星によって、ゲートが1つずつアクティベートされています。コネクションチャートを作るには、2人のアクティベーションを合わせます。どちらかが持つゲートはすべて、重ねたチャートで「オン」になります。

そこからは、通常のボディグラフのルールが、2人分を合わせた状態に当てはまります。

  • 2つのゲートがどちらもそろうと、チャネルが完成します。2つのゲートが別々の人のチャートにあっても同じです。
  • 完成したチャネルがつながると、センターが定義されます。
  • 2人で定義するセンターをもとに、独自の定義型が生まれます。たとえば「2人で仙骨センターを定義する」ということです。
  • その定義型から、2人で一緒に形成する存在の種類として、独自のタイプが決まります。ラー・ウル・フーは、ほとんどの関係は感情センターが定義されたジェネレーターになると述べています。
  • 独自のストラテジーはありません。ラーは「関係性の権威」にも触れています。これは、2人の間で決断がどのように進みやすいかを表します。たとえば、2人の間で感情センターが定義されていると、カップルとしての決断は時間をかけて熟していきます。関係性の権威がそれぞれの権威に取って代わることはありません。また、コネクションチャートが存在するのは一緒にいる間だけです。それぞれが自分の権威に従って決めます。

2人が一緒にいるとき、その場に生まれるもの。それがコネクションチャートです。それぞれ単独のときとは違う動きをする、独自のエネルギー的な存在を示します。

2人の間で完成するチャネル#

人間関係に生まれる高揚感は、ここからやってきます。下の図を見てください。あおいさんは5番ゲートを持ち、ひかるさんは15番ゲートを持っています。それぞれのチャートには、チャネルの片方の端だけがあります。もう片方のゲートとつながらずに残るハンギングゲートです。2人のチャートを合わせると、5-15リズムのチャネルが完成し、仙骨センターとGセンターがひと続きの流れとして定義されます。

あおい
ひかる
あおいさんは5番ゲート、ひかるさんは15番ゲートを持っています。それぞれ単独では5-15チャネルがありませんが、2人で合わせると完成します。新たに定義されるこのチャネルは電磁的なつながりで、典型的な火花を生みます。

どちらか1人のチャートにはなく、2人で一緒になって初めて完成するチャネルは、電磁的なつながりです。磁石に引き寄せられるような、「なぜか相手のことが頭から離れない」という感覚です。まったく新しいエネルギーが生まれ、活気や魅力を感じます。ただし、一緒にいる間だけ存在するため、自分を見失ったり、相手に依存したりすることもあります。強く惹かれることが、正しい関係の証明になるわけではありません。

515あおいひかる
2人のチャートで完成する5-15リズムのチャネル。それぞれの端は異なる色で、2つが出会うところに火花が生まれます。

電磁的なつながりは、2人の間でチャネルが共有される4つの形のひとつです。全体の分類(共有、支配、妥協、電磁)は、それぞれ別のページで解説しています。

コネクションタイプ チャネルの分かれ方 感じ方
電磁 それぞれが2つのゲートのうち1つを持つ 火花、相性、新しいエネルギー
共有 2人ともチャネル全体をすでに持つ 気楽でなじみがあり、「自然にわかり合える」
支配 1人がチャネル全体を持ち、もう1人はどちらのゲートも持たない 1人からもう1人へ、安定してエネルギーが流れる
妥協 1人がチャネル全体を持ち、もう1人は片方のゲートを持つ 片方のゲートを持つ人が、チャネルを完成させるために合わせ続ける

それぞれのタイプの良さと影の部分など、実際の感じ方については4つのコネクションタイプをご覧ください。

オープンなセンターが2人で定義されるとき#

チャートを重ねることで起こる最も大きな変化は、2人ともオープンなセンターが定義されることです。

定義されているセンターはいつも同じように働き、安定しています。オープンなセンターは、周りの人から影響を受けやすく、変化しやすく、条件付けされやすい場所です。2人の間でチャネルが完成し、それぞれが単独のときにはオープンにしているセンターが定義されると、実際に変化が起こります。

  • その領域が安定し、信頼できるものとして感じられます。ただし、その状態が続くのは一緒にいる間だけです。
  • ふだんはオープンな部分が安定するため、相手といると、落ち着いたり、頭がすっきりしたり、「自分らしい」と感じたりすることがあります。
  • その引力が強く、自分の権威を上回ることもあります。だからこそチャートは、条件付けがどこにあるかを示します。それに従って行動すべきかどうかを示すものではありません。

逆の状態にも目を向ける価値があります。片方だけがあるセンターを定義していると、そのテーマで相手に安定した影響を与えます。定義している側には自然な働きでも、オープンな側には強く感じられることがあります。同時に、そこは学びのきっかけにもなります。

複合チャート(コネクションチャート)では、2人の間で完成するチャネルによってセンターが定義されます。2人でこれらのセンターを定義し、独自のタイプを形成します。それぞれは自分の権威に従って決めます。

複合チャートで定義されるセンターの数にも意味があります。強く結びついた関係から、自由で探求的な関係まで、2人の関係全体のリズムを形作ります。コネクションテーマでは、9つのセンター全体を見ていきます。

運命ではなく、仕組みとして読む#

コネクションチャートが示すのは、どこで自然に調和し、どこで摩擦が生まれるかです。2人が一緒になるべきかどうかを決めるものではありません。それぞれが自分のストラテジーと権威を大切にすれば、どんな組み合わせにも可能性があります。2人の間にあるオープンな部分は欠点ではありません。一緒に探求し、学べる場所です。チャートは関係の動きを示す地図であり、判定ではありません。

次に読むページ:

自分のチャートについてAIに質問

出生情報を入力すると、ボディグラフと、その内容を把握したAIとのチャットを利用できます。教科書的な説明ではなく、自分のチャートに沿った答えが得られます。無料です。gethumandesign.comでアカウントが作成されます。

無料・クレジットカード不要・迷惑メールなし。

アカウントを作成すると、 利用規約と プライバシーポリシーに同意したことになります。